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河口湖探訪記
2012-12-13 Thu 00:00
最近のおはなし

 人間が生きていくために必要なものは何か。非常に高尚な疑問である。

 食料や水などの物理的なものを除けば「生きがい」「希望」「夢」といったものが挙げられる。

 奴隷に穴を掘らせては埋めさせることを繰り返すと最後には気が触れてしまうという、人間は目的や目標のない労働には耐えられない。かの「パンドラの箱」も最後に残されていたものは「希望」であったではないか。

 夢や目標は多いほうがいい、知人が最近富士登頂に挑戦した。かなりのスポーツマンで毎週ジョギングを欠かさず、年に何回かマラソンなどにも挑戦している、非常に健康的であり羨ましくもあり尊敬もしている。

 僕もそんな彼を見ていて
 「富士山か、なかなか素晴らしい、僕もいつか登ってみたい!」
 と心に誓う。

 しかし、僕のもっぱらの趣味はこうした物書きであり、およそ富士登山とは縁がない。ちなみに僕の人生での登山歴を披瀝すると・・

 20歳 尾瀬 燧ヶ岳 登頂!
 
 以上! となる。

 それ以後は強いて挙げろと言われれば遠足の引率で登った「筑波山」と「高尾山」がかろうじて山と呼べる山になる。

 最近ではおじいちゃんおばあちゃんから小学生まで年間30万人もの人々が達成しているらしい。日々鍛錬を積み、常日頃から節制を心がけている人にとってはどうやらそんなに難しいことではないらしい。

 しかし、日頃鍛錬を積まず、不摂生を繰り返している僕にとっては非常に高いハードルである。最近は駅の階段を上がるだけで息が切れるし、100mをダッシュでもしようものなら、心臓麻痺を起こすかもしれぬ、2キロもマラソンしたなら、二日間はトクホンチールの風呂に入らないと筋肉が回復しそうにない。
 かの健康的な知人ですら8合目あたりで高山病にかかり登頂は叶わなかったという。今の僕ならおそらく2合目で担架が必要になる。
 僕にとっては足にホッピングシューズを履いて両手をあげてジャンプしてもバーに手が届きそうもない高さである。そこで目標のハードルを一旦下げることを決意した。

 「よしよし、いきなり無理はいけないな」
 「千里の道も一歩からと言うではないか」

 いかにも自分に都合のいい理屈を唱えて僕は「富士登山」をひとまず心の中の目標においた。

 「登山の第一歩はまず相手を知ることからだ」
 「よし、富士山を見に行こう」

 というわけで、今回は富士山を「見る」というトレーニングから始めることにした。一般的に人はこれを訓練と認めてくれないことは重々承知である。結局ただの温泉旅行じゃないかという批判が遠くから聞こえてくるようだが、あまり気にしないこととする。人間、目標は大事なのだ!

 こうして何年かぶりに富士山に会うべく僕は一人旅立った。
 
 いろいろと前置きが長かったが、一年ほど前から半年に一度「よしよし、仕事頑張ったな」という「自分にご褒美一人旅」をして心身のリフレッシュを心がけている。
 第一回は「足尾」第二回は「会津」そして今回の第三回は富士五湖の一つ「河口湖」に決定した。

  中央線で大月へ、もちろん各駅停車、天候はあいにくの雨。

 (うむ、このままでは富士山に会えぬかもしれぬ)
 (よし、お祈りだ)

 というわけで僕は心の中で童謡「富士山」を口ずさむ、不思議なもので小学校の頃に覚えた歌はその後40年経っても忘れないものだ。

 (♫ ふーじはにっぽんいちのーやまー)

 富士急に乗り換えようとホームに行くと僕を待ち受けていたのは「エヴァンゲリオン」であった。

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「おーこれは・・」

 どうやらアニメとのタイアップらしい。見ると入り口のドアには綾波レイが佇んでいる。

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 何やら使徒と戦うがごとく勇ましい気持ちになり、(雨なんかに負けないぞ!)と電車に乗り込む。
 電車の中も全てエヴァ一色であった。僕はゲンドウに見つめられながら富士山を目指す。

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 という間にエヴァは無事に河口湖駅に到着。到着はお昼前、チェックインは15時だ。僕はのんびり湖畔を散策と決め込むことにした。
 忙しい毎日を暮らしているとついつい目的を決めての行動になる。普段仕事をしているときは大切だが、プライベートではそれがかえってストレスになりかねない。今回も宿だけは予約したがあとはノープラン、行きあたりばったりだ。

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 いざ歩き出すと曇り空ながらも雨が上がる。コイツは嬉しい。雨では散歩の魅力が半減だ。僕は傘が大嫌いで、ちょっとの雨では傘をささない。傘をさしながらの散策はゴメンだ。しばらくは繁華街で湖は見えない、もちろん肝心の富士山も雲に隠れたままである。

(まあ・そのうち晴れるだろう)と音楽を聞きつつ足をすすめる。

 歩き出して10分もすると湖畔に出た。まず、見つけたのはバッティングセンター、なぜか心惹かれ思わず挑戦。いきなり140キロという無謀なマシンを選択。結局、かすりもせずうなだれつつ90キロのマシンへ。今度は球速の緩急差で再び空振りを繰り返す、結局会心のあたりはわずか1球のみとあいなった。
 
 バッティングセンターを出て次に見つけたのは北原照久ミュージアム、ブリキのおもちゃ博物館館長の北原氏の博物館である。入口まで来ると初めて雲の切れ間から青空と太陽が顔を覗かせた。ちょっと入館、ギャラリーは有料だがショップは無料、ひやかしに入り時間を潰す。

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 ミュージアムを出て、湖畔を散策、おっと「河童」の夫婦に出会う。

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 ご挨拶して再び歩き出す。

(さて、どこへ行こうかな・・)

 と地図を見ているとロープウェイを発見!

 しかしちょっぴり迷う

(往復の料金は1000円以上・・天気は曇りちょっとだけ晴れ・・せっかく登っても富士山が見られる確率は・・)

 かなり迷った。

(さっきまで雨降ってたもんね、今は曇りだもんね、でも、太陽もちょっとだけ出てきたもんね、きっともうすぐ晴れ渡るに違いないもんね)

 というわけで、強引な「もんね」的楽天思考の下、僕はロープウェイの切符を買った。

 いざ行かん!雄大なる富士の姿に会いに!

 はたして、日本一の富士の山は僕にその勇姿を見せてくれるのだろうか!

 つづく。



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突然のコメント失礼します!
富士山の方も寒くなったでしょうね。

河童ですか?なんともユーモラスですね。
圧巻は、エヴァンゲリオンの電車!すごいですね!
まさか、青少年しか乗れない!?
碇ゲンドウさんとにらめっこしながら乗ってみたいと思ったオバチャンでした。
また来訪させてください(*^^)v
2012-12-18 Tue 02:48 | URL | こるごん #-[ 内容変更] | top↑

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