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ことわざダイエット
2012-03-17 Sat 23:49
最近の話

「ダイエットほど簡単な事はない、わたしは今まで何度も挑戦した。そして、今すぐ、いつでも挑戦できる」

 誰が言ったか忘れたが、名言である。
 もちろん逆説的な意味で。

 人間の体のメカニズムほど精密なものはない、はるか太古を振り返れば、人類は常に飢餓と闘ってきた。歴史漫画を開いてみると、原始の時代では、原人と呼ばれる祖先が力を合わせてマンモスを仕留める絵が描かれている。
あの巨大なマンモスを、スケールからすれば10分の1にも満たないであろう我らが人類の祖先たちは、知恵を絞り捕らえてきた、落とし穴を掘り、火を使って、マンモスを追いつめ、手製の斧や時には毒針を用いて、自分たちの何倍もある獲物を仕留めるのである。

 そして「はじめ人間ギャートルズ」に出てくるあの美味そうな「お肉」を手に入れるわけだ。こん棒のようなあの「お肉」(イメージできますか?)はどうしてあんなに美味しそうなのだろうか。ちなみにこのお肉は「ギャートルズ肉」として商品化されており、検索すると写真付きで出てくるので同世代で知らない方はぜひお試しいただきたい。できれば、マンモスの生肉のスライス(二人がかりで運ぶサイズのやつです)も再現してほしいものだ。

 こうした狩猟はもちろん人類が原始の時代を生き抜くための手段だ。「食う」ために「生きる」ために人類は知恵と力を結集してサバイバル競争を勝ち残ってきたのだ。

 その中で培われてきたメカニズムが皮下脂肪なのだそうだ。古代人類はいつ飢餓に襲われるかわからない、マンモスが毎日獲れるわけではないだろう、農耕のように時期が来れば(もちろん天候に左右はされるが)確実に食料が手に入るというわけではない。狩猟民族はいつ飢餓に襲われても生き抜けるように

「摂取した余分なエネルギーを皮下脂肪として貯め込め!」
 という指令が常に脳から発せられて、そして、いざという飢餓の際は

「その皮下脂肪を取り崩して生き延びよ!」
 という新たな指令が発せられるのだ。

 つまり、脂肪を貯め込むというメカニズムは人類のDNAとして組み込まれているわけである。

 現代の日本は基本的には豊かだ、飢餓に苦しむことはまれであろう。したがってこのDNAが肥満をもたらす原因となる。貯めこむだけ貯め込むが、取り崩す機会がやってこないというわけだ。

 前置きが長くなったが、僕も学生時代から計算すると最大で20キロほど体重が増えた。よく使われる喩えだが、お肉屋さんで

「肉を1キロ下さい」と言ったら
「今日は何人でパーティーなさるのですか?」となる
「肉を20キロ下さい」と言えば
「業者の方ですか?」となるであろう

 マックのハンバーガーの肉は50グラム弱だそうだ、ということは20キロ太るという事は体中にマックのハンバーグを400枚くっつけて歩いているようなものなのだ。ああ、恐ろしや・・。

 僕もこれまでに何度となくダイエットに挑戦した。鏡の中の醜い己の姿を見つつ、今回こそはと決意するのであるがそう簡単にはいかないものだ。

 失敗例
「キウイだけで過ごす」
「バナナだけで過ごす」
「1日一食で過ごす」

 賢明な方ならばなぜ失敗に終わったかはこの後を記すまでもなくお分かりと思う。極端なダイエット法が成功しないのは自明の理であろう。
 上記のごときダイエット法は成功する確率も低く、たとえ成功してもリバウンド率が高い。要するに「何かをがまんしてやせる」という行為は過度のストレス生み、精神衛生上大変よろしくない。

 ところが、つい最近ふとしたきっかけから僕はダイエットに成功した。そしてダイエットの極意を発見したのだ。何の努力もいらない究極のダイエットである。

以下 名付けて

「たなからぼたもちダイエット」
「ひょうたんからこまダイエット」
「雨降って地固まるダイエット」
「けがの功名ダイエット」

以上まとめて「ことわざダイエット」ある。

 半年ほど前、僕はとある悩みに襲われた。ここではあえて記さぬが僕にとってはけっこうな悩みであった。僕は悩みがあると次のような順で体に変化が現れる。

1 眠くなる
 
  現実逃避のための防衛本能なのかとにかく眠くなる。眠っている間は何も考えずに済むからなのであろう。

2 呼吸器系障害

  のどの痛みや咳、進行すると吐き気といった消化器系までやってくる。このような症状が第二段階だ。人生を50年近くやっていると自分の体のメカニズムはかなりわかっており、この段階まで来ると「ちょっとまずいなー」となる。

3 食欲不振

  僕はとても食い意地が張っており、熱が出ようが、咳が出ようが食欲だけは最後まで衰えない。「銀河鉄道999」で哲郎にメーテルが言う台詞に「人間は食べられるうちは大丈夫」というものがあった。確かにそうだ、小さい頃小動物などのペットを飼っていた時も、エサを食べなくなったら死んじゃうという経験は誰にでもあるだろう。

 この時、食欲がわかなくなったのだ。どんなに美味しそうなものが目の前にあっても食指が動かない。[悩み]という根本的な原因がなくならない限りこの状態が続く。逆に言うと「食べなくてもそのことに対するストレス」はゼロなのだ。「食べたいのに食べられない」からダイエットは辛いわけで「食べたくないから食べない」という意味ではノンストレスということになる。

 1週間で5キロ自然と体重が落ちた。

 もっとも、この時点では究極の「非健康的ダイエット」だ。
「痩せた」というよりは「やつれた」わけで本末転倒ともいえる。僕が知っている範囲で最も恐ろしいダイエットは「寄生虫ダイエット」(サナダ虫系の寄生虫をわざと宿し、栄養を横取りしてもらう)であるが「非健康的」という意味では大して変りが無い。

 しかし、この後非常にいい巡りが訪れたのだ。

 半ば強制的に5キロ体重が落ちたことで

 体が軽くなる→何となくうれしい→体重計に乗りたくなる→もうちょっと落としてみたい→1週間で胃が縮んだ→前 ほど食い意地が張らない→食べる量が減っても満足→体重計に乗りたくなる→おやおや、また減っている→このまま だといいなあ→少し歩く時間をふやしてみようか→えっまた減ってるぞ→楽しいなあ

 というプラスのスパイラルの中にたまたま迷い込むことが出来たのだ、このらせん状の流れの中でMAX時に比べてマイナス10キロの体重減に成功したのである。

 この体験により僕は小さな悟りを開いた。

 ダイエットも人生も
「自分をプラスのスパイラルに乗せる事が成功へ導く」ということである。

 物事は一度いい方向へ流れるとその流れに乗ってさらによくなっていく。仕事も人間関係も同じだ。もちろんその逆もまた真であろう。負のスパイラルに陥ると脱出するのはなかなか難しい。
 大切なことはそのきっかけとなる出来事に出会った時、それに気づくこと、そして、ほんのちょっとした意思で、そのいい流れに乗ろうと意識する事、そんなことなのかもしれない。

 肝心の「悩み」がなくなったわけではないが、人生長くやっていてもふとしたことから学ぶことがまだまだ沢山あるようだ。思えば「悩み」は苦しいものだが、思いがけずプラスの副産物を生んだと考える時、まさに先に挙げたことわざがぴたりとあてはまるのだ。

 今日現在リバウンドもない。ということでさらにうれしくなった僕はもう5キロほど落として学生時代の夢のウェイトに近づけてみたいと目論んでいる。合計15キロ、マックのハンバーガー300枚分である。

 「ことわざダイエット」は今年度の「世界ダイエット推進協議連盟世界大会」の中で発表される(わけはない)


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