QLOOKアクセス解析
Diet 「春の陣!」
2016-02-29 Mon 02:06
「ダイエットほど簡単なことはない、その証拠に私は今まで人生で何回も行っている」

蓋し名言である。

かつて人類は飢餓との戦いであった。
そこで、人類は食物を体に採り入れた際には次にいつ来ると分からぬ飢餓に備えて脂肪として蓄えるすべを身につけた。
ラクダを見れば一目瞭然である。
食べ物がないときはコブに蓄えた栄養を少しずつ使って生き延びるのだ。

現在、先進国では飽食が問題となっている。
もちろん、世界規模で見れば食糧は不足している、しかしながら我が日本では賞味期限を過ぎたものはもちろん、コンビニの弁当は売れ残ると廃棄処分となる、ファーストフードのハンバーガーに至っては作って何分間かで売れないと廃棄するとかしないとか・・・

廃棄食糧の問題は日本の大きな課題だ。

そんな日本人の一人として僕も脂肪を蓄えすぎたようだ。
できれば廃棄したい。
今すぐにでも捨て去りたい。

春の異動で通勤時間が3分の1になった。
片道1時間半かかっていたのが何と30分に!
往復で2時間の贅沢だ。

春はスタートの季節だ。
新生活を始める人も多い。
僕も何かスタートしたい。

というわけで、この浮いた2時間を利用して僕は生まれて初めてスポーツジムに入会した。

かつて人類は必死にお金を貯めて脂肪を買い求めていた
しかし、現人類はお金を払って、蓄えた脂肪を無くそうとするのである。

入会し緊張の面持ちで初の「出勤」

「目的は何ですか」

「あのう・・少しやせようかと・・」

「健康維持ですね」

担当のお姉さんは優しく翻訳してくれる。

「では、こちらへどうぞ」

Tシャツ短パンに着替えた僕は言われるままにトレーニングルームへ。

ジムの中は老若男女、汗を流す人々で活気にあふれている。

本格的なアスリートと思しき方から、80近いおじいちゃんやおばあちゃんまで、皆真剣にマシンに向かっている。

「僕も頑張らねば・・」

初回はスポーツカウンセラーであるトレーナーと一緒に身体測定を行う。
そして、その分析結果に基づき、僕に最適のトレーニングメニューが決められるというわけである。

高そうな体重計に裸足で乗る。
恐る恐るデジタル表示を見る。
体脂肪率のメーターがなかなか止まらない。
(早く止まれよ!)
心の中で叫ぶ。
数十秒後・・
僕のすべてが分析され赤裸々に数字として示される。

身長・体重・体脂肪量・筋肉量・体脂肪率・BMI

具体的な数字を示すのは憲法に違反するか市の条例に反するのでここでは控えることとする。

学生時代と比べるとおよそ○○キロは重くなっているのは自覚していたが、こうして恐ろしい数字を突きつけられるとぐうの音も出ない。この数字だけでも恐ろしいのにあまつさえ写真まで撮られるのだ。

そして、その写真を見せられた日にはまさに

「四方を鏡に囲まれたガマガエル」

の心境だ。

己の姿に脂汗を流す・・これを集めると筑波名物のガマの油の誕生だ。

トレーナーは分析結果をじっと見ている。

僕は判決を待つ被告人の心境である。

トレーナーは人格が素晴らしいのか、はてまた経験がなせる技なのか、言葉を選んでこうおっしゃられた。

「少しふくよかでいらっしゃいますね」

判決を待っていた被告人は感動する。

日本語というのは実にデリケートな言語ではないか。

直訳すれば

「デブ!」となるところ。

「美しい翻訳だ」 

僕は心の中で感謝する。

「じゃあ、これがメニューです、頑張りましょう!」

「はい!!」

というわけで、僕には5種類のマシーンを使っての筋肉トレーニングと最低30分の有酸素運動が判決として言い渡された。

「では、行きましょうか!」

優しいトレーナーに手綱を引かれつつ、僕は最初のマシーンへと向かって歩き出したのである!


「ダイエット春の陣!」


 いざ!出陣!!




スポーツクラブ






関連記事
別窓 | 随筆 | コメント:1 | トラックバック:0 | top↑
<<ソンシタ・キニナール | つれづれペンペン草  おのみちたかし | パワースポット大作戦 Ⅱ>>
重労働のススメ
 片やスポーツジム。結構なお金を払って仕事帰りの貴重な時間を潰し苦しい思いをする。家に帰ればお高いダイエットフードで満足感皆無。
 片や肉体労働。大変という無かれ。自分の筋肉を鍛えてるのに何とお金まで貰えるのだ。しかもカロリーの消費は半端無い。幾ら食べても平気。見る見る痩せる。仕事が終われば後は自由の身。ダイエットなんぞに苦労していたのが嘘の様だ。
 とジム屋が申しております。
 
2016-04-30 Sat 12:35 | URL | miss.key #eRuZ.D2c[ 内容変更] | top↑

管理者だけに閲覧

トラックバック URL

FC2ブログユーザー専用トラックバック URL
| つれづれペンペン草  おのみちたかし |

検索フォーム

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる