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教室の「今」
2015-02-07 Sat 00:00
ブログは「ウェブログ」の略でウェブ上の記録という意味であるらしい。

昨今では日記のような形で書く方も多く、更新の頻度が高いほど読者も多く「優等生」ということになろう。

FC2のブログは一ヶ月間更新しないと自動的にスポンサー広告が立ち上がって注意勧告をしてくれる仕組みだ。

「君、そろそろ更新しなくていいのかい?」

というわけである。

仕事が多忙で更新をできずにいたら「注意」されてしまった。

「そろそろ宿題やらないと夏休みが終わっちゃうよ」

というのに似ている(似てないか・・)

このブログは日記というよりはエッセイの色合いが濃いためそれなりに考えて書くので、ネタがないとついつい更新頻度が下がってしまう、言ってみれば僕はかぎりなく「劣等生」ということになる。

スポンサー広告を見ていると背中に「劣等生」という貼り紙をされている気分になってきた。見に来てくださった方々に貼り紙を見られるのはちょっぴり恥ずかしくなり「劣等生」はようやく机に向かった。

小学校1・2年生の時である。
僕は担任のM先生がとても好きだった。
年齢は今思えば50歳前後だったろうか・・

優しくてユーモアもあり、今でも忘れがたい先生の一人だ。

M先生は普段は優しいのだが、悪いことをしたときは当然のごとく厳しい。
その中でも忘れられないのは「破門」であった。

僕のクラスは「1年1組」であった。
そして、1組にはM先生の作ったいくつかの「おきて」があり、これを破ると先生から「罰」が下された。
その中で一番重いのがこの「破門」だ。

例えば、誰かをいじめて謝りもしないなどという場合

M先生の手作りの大きな「破門札」が首からかけられる。
これは画用紙を2枚、お腹と背中に垂れるよう二本のひもで結ばれ、首からかけるようになっている。

例えれば・・ちんどん屋の「看板」
例えれば・・スポーツのチーム分けに使う「ビブス」
それでもイメージがわかない人には首からかぶる両面サイドの「ゼッケン」

そしてそこにはこう書かれているのである。

「わたしはわるいことして1くみをはもんになりました」

そしてM先生は給食の時間にその「罪人」を教室から追い出してしまう。

クラスを追い出された「罪人」は隣の2組へ入って行き2組で給食を食べさせてもらうのだ。

もちろん男女の区別はない。

「贖罪」を終えた「罪人」は給食のあと、M先生の元へやってきて謝ったのちにようやく許されて1組へと復帰できるのだ。

僕はM先生が大好きだったので絶対に「破門」されないよう心掛けたものだ。

さて、読まれてどう感じたであろうか?

若い世代の方なら

「虐待だ!」

と感じる人も多いと思うし、今の時代に同じことをすればまず100%親から訴えられ、先生は良くて減給、下手すれば懲戒免職だ。

校長先生は謝罪会見で頭を下げ、教育評論家は「人権を何だと思っている!」と息巻くであろう。

でも、僕には、そしてあの時代では、全くもって何事もないあたりまえの「教育」だったのだ。

僕の考える学校内、もしくは教室内での良い「パワーバランス」は


大人  7 : 3 子供

である。

例えば戦時中や軍国教育の下では

大人(教師) 10 : 0  子供(生徒) となる。

生徒は教師に何も言えない。

これはまさにフッショであり間違いである。

逆に現代の教室現場では教師と生徒のパワーバランスがイーブンくらいになっているのではないか。いや、五分五分どころか、先生がわずかでも生徒の体に触れれば「体罰」と訴えられ、モンスターペアレントは教育委員会に駆けこむなどむしろ生徒の方が力を持っている嫌いがある。

生徒の人権が守られることは全く持って正しく良いことではあるが、教室の中での先生は「力強い」存在であってほしい。少なくとも生徒が悪いことをした時に何かを恐れてビクビクしながら叱らなくてはならない学校はどこか歪んでいると感じる。

M先生の1年1組は「7:3」だった。
先生の「破門」は僕には強烈な「抑止力」になっていたし、それでいてM先生は絶対君主ではなく生徒の話や言い分を聞いてくれた。

教室には善悪を問わず「おきて」が存在し、悪に転べばそこには紛れもない「罰」があった。

悪いことをして「破門」されても、誰も先生を恨まなかったし、クラスの誰もがM先生のことが好きだった。

小学校1年生だからと言われればそれまでだが、僕にはこの「秩序」が心地よかった。

僕は15年前に中学校の先生を辞めたのだが、その当時でも学校は息苦しかった。

勉強を教えることの何倍もの力を「余計な」ことに注いでいた。

それに耐えられず、僕は挫折したのだと思う。

きっと今の教育現場はあの時以上に息苦しいに違いない。

先生が「のびのびと」教えることが難しい時代になってしまった。


頑張れ! 日本全国の先生達!!



廊下に立たされ






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不当判決
きりぎりすさんへ

読ませていただきました(^^)

コメントはそちらに書きますね。
2015-02-23 Mon 23:43 | URL | おのみちたかし #-[ 内容変更] | top↑
確かにおっしゃる通り,今は昔と違い学校で教育を施そうにもシバリが多過ぎて先生方は息苦しさを感じておられるようですね。
詰まるところ教育現場では保身に走るあまり教育の本質さえ見失っているのではないでしょうか?
かつて先生と言えば,父以上であり兄以上であり尊敬されなければならない存在でした。
(現在では父兄という表現ですらタブーで保護者ですかね?)
それは,右も左も分からない子供たちを導く教師とは,全幅の信頼を寄せられる絶対的な存在でなければならなかったからです。
ところが現在の学校教育はどうでしょう?学業だけに特化する傾向に見えて仕方ありません。
人間形成にとって最も大切な時期であるにも関わらず,道徳や倫理については「ご家庭でご自由に!」と言わんばかりです。
言葉に出すまでもなく,家庭の教育も重要です。
しかし,その親がハイヒールで赤ん坊を抱っこしても平気な母親だったり,平日に学校を休ませて子供を行楽に連れて行くような父親ならば,確かに考えを合わせるのは難しいでしょう。
しかし,一日の半分は学校で生活するのが現実です。
モンスターペアレントに代表される父兄…いや保護者だけの問題なのでしょうか?文科省や学校側にも問題があるのではないでしょうか?

もう何年も前に小学校の運動会を観に行ったときのことです。
開会式直後のラジオ体操の際,朝礼台に上がった先生の体操を見て唖然としました。
本来であれば全校児童を前に手本を示すはずの先生のヤル気のないテレテレとした動きは残念というより不安を掻き立てるものだったのです。
朝の通勤時間,のけ反るような格好でビッグスクーターに跨り,校門を走り抜けて行く先生とも週に何回か顔を合わせます。
まるで漫画かドラマの主人公のようで子供たちには人気があるやも知れません。
しかし,「君,何か勘違いしているよ」と肩を叩きたくなるのは私だけでしょうか?
皆が皆そうだとは言いませんが,絶対的な存在の少なくなった現状を見るにつけ日本の義務教育はこのままで大丈夫なのかと思わざるを得ません。

頑張れ!日本全国の先生たち!ですね…

おのみちさんに感化され,私も少年時代の記憶をブログに書きました。

http://satyrpoppy.blog95.fc2.com/blog-entry-237.html?
2015-02-21 Sat 14:20 | URL | きりぎりす #n05n40aw[ 内容変更] | top↑
やりますねぇ
miss.key さんへ

なかなかの子供時代を送っておられますね。
感服いたします(^^)

バケツを持って立たされるというのはもはや「死語」ならぬ「死景」となりました。

貴重な体験です!
無形文化遺産に登録!
2015-02-09 Mon 00:53 | URL | おのみちたかし #-[ 内容変更] | top↑
バケツに水
 悪さの程度により、バケツなし、バケツ一つ、バケツ二つ。バケツ二つ水マックスに分けられる。でも意外と辛いのがバケツ一つ。バランスが採りにくいのでとても疲れる。自然と悪戯は上の段階に移行する。
 しかもバケツで廊下と言う奴は慣れると意外と快感である。退屈な授業受けずに済むし、授業時間が終わればネタになる。その後三日はヒーローだ(笑
 先生すまんのぅ、大変悪い生徒でした。
2015-02-08 Sun 09:03 | URL | miss.key #eRuZ.D2c[ 内容変更] | top↑
はじめまして!
メロンボールさんへ

こんにちは
「優等生」なのですね。
見習わなくては(^^)
継続は力ですし、日々の更新も努力の賜物だと思います。

最近はほんの些細な失敗も許されないような「怖さ」が特にネット上にあふれていますよね。

間違ったりミスしたりしても、リスタートできる世の中であってほしいなぁ・・

コメントありがとうございました

僕もお邪魔させていただきますね(^^)

2015-02-08 Sun 01:37 | URL | おのみちたかし #-[ 内容変更] | top↑
おのみちたかし様
初めまして。どうぞよろしくお願いいたします。
私も力量がないのに、エッセイに変わりたいと
いつも時期を狙っていますがずるずると「優等生」の日記に
なってしまっています。
思い切りが必要ですね。
懐かしの教室風景ですね。
昔でも変な先生はいましたが多くの先生は存在感がありましたね。
信頼という言葉が教育現場から遠ざかっている気がします。
またお邪魔いたします。
2015-02-07 Sat 13:03 | URL | メロンボール #-[ 内容変更] | top↑

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