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伊豆半島一人旅 (前編) 「ダークな魅力の梅雨曇り」
2013-07-04 Thu 19:30
 1年に一度1週間ほど休暇がいただける。世知辛いこの世にあって何ともありがたいことである。かつて女子マラソンの有森裕子さんの名言「自分を褒めてあげたい」にかこつけて、僕も「1年間よく頑張ったな」と自分で自分を労いご褒美に一人旅に出かける。

 昨年は会津の湯野上温泉へと出かけた。テーマは「貸し切りひとり旅」平日の鄙びた温泉宿に宿泊客は自分ひとりだけというのを狙い、見事に成功を収めた。今年のテーマは「近くて、安くて、海がきれい」に決定。世はデフレから脱却しつつある昨今だが、我が家では今だにデフレが続いている。

 というわけで、1月ほど前からルンルン気分で行き先を探す。

「旅の楽しみの45%は行く前にある」と世界的に有名なトラベル学者の「ルルブ」は言ったそうだが、正に真実であろう。

「旅立つ前の興奮は人生を生きる上での大きな糧となる」とは同じく旅行学の権威「ジャラン」の言葉である。

 僕は毎夜、ネットを漂いながら「近くて安くて海がきれい」な町と宿を探した。

 行先は伊豆半島に決定、2泊3日の行程、宿は熟慮の結果、1日目が下田のホテル、一泊2食で7800円、2日目は城ヶ崎海岸のペンションに決定、こちらは一泊2食で6800円と大変リーズナブルだ。もちろん素泊まりプランならばもっと安くできるが食事は旅の楽しみの一つ、料金とのバランスが大切である。

 1日目

 朝は5時に出発、この早起きが楽しい、暗いうちに駅にたどり着くといやがうえにも旅立ちのムードがこみ上げてくる。平日という優越感がさらに気持ちを盛り上げてくれる。

 小田急とJRを使って熱海へ向かった。

 小田原といえばかまぼこですね。

2 小田原

 熱海駅に到着。

3 熱海駅

 「さて、きれいな海でも眺めようかな」と空を見上げる。
 「天気が良くないなぁ」今にも泣き出しそうな曇り空、いや、すでに降ったらしくアスファルトは黒く濡れている。遠くに見える海も灰色によどんでいるのだ。
 「うーん、きれいな海を見るのがテーマだったのだが・・」残念ながらお天気には逆らえない。

 僕は急遽、テーマの変更を余儀なくされた。

 しばし考えた末に答えが出された。

 それは 「昭和・ダーク・レトロ」 である。

 美しい海とは180度違ったテーマと相成った。熱海はかつて新婚旅行のメッカであり、有数の観光地だったが、近年は他の新興勢力に押されて観光地としては苦しい状況だと聞く。しかし、熱海の方には失町だとは思うが、僕はこうしたちょぴり「うらぶれた」雰囲気の町が大好きなのだ。かつての栄華が垣間見える町、足尾銅山で栄えた足尾の町も趣があったし、いつかは夕張や軍艦島にも行ってみたい。そこにはなんとも懐かしい昭和の匂いが残る。
 
 僕は熱海に昭和の匂いを求めて散策を始めた。

 テーマ変更は大正解であった。僕は飽きもせずに町の中をうろうろと歩き回り、何とも言えないダークな雰囲気を堪能した。時間にして3時間あまり、曇り空がムードを高める。確かにかつてほどの賑わいは無くなっているのかもしれないが、とても味のある素敵な町なのだ。

 駅前商店街の路地に迷い込むと

6 映画館

 歩くこと30分ばかり、熱海ロープウェイ

9 熱海ロープウェイ

 頂上にあるのは「秘宝館」!

10 秘宝館

 8 ロッカー

 町中の「廃墟」

4 廃墟①

 どんよりとした曇り空と熱海の町並み

16 熱海ロープウェイ頂上

 たっぷりと熱海の「魅力」を堪能したあとは伊豆急に乗り換えて下田へと向かう。車窓は相変わらず曇り空、途中で雨も降り出してきた。駅弁を二つとお茶を買い込みしばしの旅情を味わう。

17 伊豆急

 1時間あまりで伊豆急下田に到着。

18 伊豆急下田駅

19 下田の夏



 晴れていればロープウェイに乗り込みきれいな海を眺めたいところだが生憎の曇り空である。

「どうしようかな・・」と駅前をうろうろしているとふとある店の看板が目に入った。

「フェラーリ・ランボルギーニ」あります!

「よし、車で行くべ!」

 僕は車を借りる決心をして店に飛び込んだ。

20 フェラーリ

「お姉さん、フェラーリね」
「かしこまりました、500円になります」

 というわけで、僕は真っ赤なフェラーリに乗り下田散策へと出かけたのである。

 愛車「フェラーリ」!

21 ランボルギーニ

 借りたのは電動アシスト付き自転車、20年前に我が家に1台あり、子供を乗せて走った記憶があるが、当時のそれはとにかく重かった記憶が強い、バッテリーがでかくて重くて一度倒れようものなら起こすのが大変だった、しかもバッテリーは1時間ももたず、バッテリーが切れた時はただのクソ重たい自転車に成り下がったものだ。
 ところが、あれから20年、漕ぎ出した時の快適さといったら

 (気っ持ちいーーー!!)

 流石に急坂には少し難儀するが、それ以外はスクーターと何ら遜色なし、今乗ってるスクーターが壊れたらこっちがいいかなとそんな思いである。

 では、熱海に引き続き「昭和・ダーク・レトロ」をテーマに出発だー!

 町で出会った廃墟シリーズその①

14 廃墟⑥

 その②

12 廃墟④

 夜には絶対に来たくない。

13 廃墟⑤

 その③ 昨今は廃墟ブームらしいですが、中に入るのは相当な度胸が・・

22 廃墟⑦

 入口も閉鎖。

23 廃墟⑧

 枯れたシュロの木が何ともうらびれた風情で・・

24 シュロの木

 こちらは民家?

11 アパート

 というわけで、2時間ほど愛車フェラーリで街を走っているとようやく雲の切れ間から太陽の光が・・
 それはあたかもこの「ダークな一日」にピリオドを打つかのように下田の町を明るく照らし始めた。
 明日こそは「きれいな海」をテーマに旅を満喫できそうな気がする。

 それなりに「素敵な」一日を終えて、僕はホテルに向かった。

 
 明日はきっと晴れるぞ!

59 ポスト




 
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はじめまして
「傷だらけの天使」が出てくるところ、同じ世代かもしれませんね。大阪はたった一度だけ降りたことがあります。阪神タイガースが日本一になった翌日のことでした。新大阪駅でバースに遭遇したのが今でも忘れられません。この次は町をぜひ散策してみたいです。おすすめはどこですか?
2013-07-04 Thu 23:01 | URL | おのみちたかし #-[ 内容変更] | top↑
はじめまして
履歴にお名前がありましたので、お邪魔してみました。
私は大阪人ですので、熱海には行ったことはないのですが(小田原には昔、一度だけ行きました)。

なんだかなつかしい風景……と思ったら、このロマンス座の感じは「傷だらけの天使」に出てきたんじゃないかと思いました。
別の場所かもしれませんが、古いテレビ番組で見たような気がする、という意味でなつかしかったのでしょうね。

他のところもきっと、ロケ地になっていたのでしょうねぇ。
2013-07-04 Thu 22:38 | URL | あかね #-[ 内容変更] | top↑

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