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シネマ天国 「ハクソー・リッジ」
2017-07-02 Sun 00:57
ハクソーリッジ


 映画が大好きだが、実のところあまり洋画を見ない。

 TOHOシネマズのポイントが106ポイントまで貯まったが、うち9割が邦画である。
 
 真の映画好きの方に言わせれば「とんでもない!映画ファンとは言えぬ!」と怒られそうだが、理由は単純で、年齢を重ねるにつれて字幕を読むのがしんどくなってきたから、目が疲れてストーリーが追えなくなってきちゃう・・
 邦画の方が(シャレじゃないです・・)感情移入しやすいという事もあるようです。

 ここ数年ではロバートデニーロの「マイ・インターン」が良かった、三回見ました。他に見た作品は「ブリッジオブスパイ」と「美女と野獣」くらいかな(インド映画の「マダムイン・ニューヨーク」と韓国映画の「怪しい彼女」はよかった!)

 
 というわけで
 久々に洋画を鑑賞しました。

 「ハクソー・リッジ」

 話題の映画、アカデミー賞を獲った作品という事も知っていたので気になっていた。戦争映画自体もそんなに見ないのだが予告編を見る限り、単なる戦闘モノではなくヒューマンドキュメントの匂いがしたので鑑賞を決行しました。

 感想は・・

 良かったです!

 上映時間の二時間余り、ひと時も飽きることなく集中して鑑賞しました。

 予告編や題名からくる先入観でヨーロッパ戦線を描いた作品と思い込んでいたところ、舞台は沖縄、敵は日本でした。

 テーマである「信念の強さ」にも心打たれましたが、何よりも実話に基づくものであることに感銘を受けました。そして、アメリカという国の懐の大きさに頭が下がる思いがしました。

 なぜなら、この実話はファッショであった当時の日本では決してあり得ないものだからです。

 一部だけネタバレ覚悟で記すと、銃を持つことをかたくなに拒否する主人公が、最終的には国や国民から称えられることになります。ファシズム下の日本ならば非国民として銃殺されてはい、おしまい。となったことでしょう。

 一人一人の信条を完全に否定しないアメリカという国の考え方に心が安堵するのです。

 アメリカに追従する今の日本政府の方向性に否定的な意見が多くあります。ブログで政治的なことを記すことはあまりしないようにと心がけているのですが、少しだけ感想を述べると・・もちろん、負の部分があることも承知の上で、それでもアメリカはその思想においては見習うに値する国だと個人的には思うのです。

 僕は小さい頃、母からよくこんな言葉を聞きました。

 「日本はアメリカに負けて本当に良かった・・」

 子供心に2つの意味で納得したのを覚えています。

 「アメリカに」そして「負けて」の2つです。

 もし、アメリカ以外の国に占領されていたら・・
 もし、アメリカに勝って軍国主義が続いていたら・・

 どちらにしても今の穏やかな日本はなかったでしょう。

 戦争を体験した人の言葉ゆえにその重みはひとしおです。


 作品の中の戦場のシーンはまさに「地獄絵図」としてリアルに描かれています。

 百回戦争の愚かさを説くよりも、この映画を1回観る方が戦争の恐ろしさを実感できるはずです。

 有史以来人間はずっと戦争をしてきました、戦争が全くなかった時代はいまだかつてないのです。

 核ミサイルが世界を飛び交ってしまう前に・・

 世界中の人に観てもらいたい、そんな風にいろいろなことを考えさせられる中身の濃い作品でした。

 まだ観ていない方は、ぜひ!

 おススメします。





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