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マイ・ドラフト・レポート
2018-10-30 Tue 00:04
ドラフト

 今年もドラフト会議が行われた。年に一度の「お祭り」を多くのプロ野球ファン同様、期待に胸を震わせながら待ちわびる。ドラフト候補選手の一覧を毎日ながめては頭の中で「妄想ドラフト」を展開する一方でネットに上がる各チームの指名に関する情報をつぶさに調べては現実的な予想へと切り替えていく。旅と同じで、この「出発前」がドラフトの醍醐味である。「出発前」は期待はあっても失望はない(^^)
 数年前から一般ファンの見学が認められた。これは素晴らしい!指名される選手の側に立てば「見世物じゃない」という気持ちもあるかもしれないが、ショーアップされた演出とシナリオのないライブ感は多くのドラマとともに感動をもたらす。
 とはいえ、僕は仕事の関係でこの生中継を観ることができないのだ。毎年、仕事が終わった9時過ぎに祈りながらネットニュースをクリックする。ライブのドキドキ感は味わえないがこの瞬間は不思議な感覚と共に毎年心に刻まれていく。今年もドキドキしたなぁ・・

 僕の愛してやまない「千葉ロッテマリーンズ」のドラフト結果をつれづれなるままに記してみたい。


1位 藤原恭大(大阪桐蔭高校) 外野手 左左 181㎝ 78キロ

 まさに将来のスターとなりうる原石だ、いや、すでにかなり磨かれ光り輝きはじめている。現在のロッテの補強ポイントは ● 弱体化しつつあるセットアッパーおよびクローザー ● 高齢化で若手と呼べる選手が平沢一人という外野陣 もちろん本塁打数12球団最下位という状況から考えてスラッガーも補強ポイントだが長距離砲は外国人の獲得やFAに期待するとして以上の2点はチーム編成上の最大優先順位だ。藤原は大成すれば今後10年以上センターを任せられる逸材である。

 指名時にはドラマが満載だった、単独指名かと思っていた矢先の楽天、阪神の指名、そして抽選。ネットではドラフトの舞台裏という映像が上げられている。会議に臨む前の期待と不安!入場前にスタッフ全員で上げる勝どき!競合となり緊張に包まれる下敷領担当スカウト!ドキドキ感は最高潮に達する。「残ってるから!」と井口監督を励ますファンの声!そして交渉権獲得の瞬間・・・井口監督のガッツポーズと満面の笑顔!インタビューにあふれる嬉しさと安堵感!画面後ろで喜ぶテーブルのスカウト陣!藤原君に向かってのメッセージ!舞台裏では下敷領スカウトの喜びと安堵の表情!ファンにとってはすべてが最高のドラマであった。それにしても井口監督イケメンすぎます。

 交渉権確定後に藤原君に関する動画を見まくる。中学生で140キロの球速を誇り、握力は74㌔、腕相撲ではチーム内で敵なし、俊足に関する逸話ではリレーのアンカーで半周以上離れてバトンをもらい逆転でゴールするなど、そのエピソードの数々からもスバ抜けた身体能力がうかがえる。西岡剛に長打力をプラスしたというイメージで、世間で言われる柳田二世の呼び声もあながち嘘ではないという夢を見させてくれる選手であろう。ぜひとも大切にそして、大きく育ててほしいものである。

2位 東妻勇輔(日本体育大学) 投手 右右 170㎝ 80キロ

 補強ポイントとなるセットアッパーもしくはクローザー候補としての指名だろう。映像を見ると上背は170センチと決して大きくないが、ユニフォームの上からでも想像がつくマッチョな体格。身体全体を使って投げ込むダイナミックな投球フォーム、精神的にもタフそうだ。制球が少し不安定な印象だが、ここばかりにこだわりフォームをいじり肝心の球威や球速が落ちてしまうという過去の反省を生かしつつも、ぜひとも即戦力として活躍を期待したい。ストレートとスライダーが主な球種でフォーク系の落ちるボールが欲しいところだが何よりガッツを表に出す投球スタイルに好感が持てる、ロッテは比較的おとなしい選手が多いのでそうした意味での刺激剤にもなってもらいたいところだ、かつての河本のデビュー時にその姿を重ね、夢を見たい選手である。

3位 小島和哉(早稲田大学) 投手 左左 177㎝ 81キロ

 もう一つの補強ポイント「左腕投手」としての指名。現在のチーム事情は先発ではチェンと土肥くらい、中継ぎではほぼ松永一人、他には成田、永野、山本という実績のない若手。藤岡をトレードで放出したこともあり枯渇状態と言ってやまないサウスポー事情だ。そうした観点から今年のドラフトでは左腕投手の獲得が必須なのはファン全てが知るところである。動画を見るときれいなフォームから変化球を投げ分けるどちらかというと技巧派の印象を受ける。最速147キロと剛腕ではないが、六大学では5連続完投、うち3完封と安定したピッチングがうかがえる。チームとしてはほぼ皆無に等しい先発としての起用になるだろう。中継ぎ左腕には球速と落ちるボールでの奪三振が求められると思うので松永と永野が候補、小島の適正は先発でいいと考える。小島君にとっては本当にいいチームに指名されたと思ってほしい、出場機会がありまくり、かつ本当に期待されての指名なのだ。プロ野球は試合に出られてなんぼ!そうした意味では不運な選手もいままでたくさんいたはずだ。古田や城島が伸び盛りの時期に指名された捕手など試合に出るチャンスが皆無に等しいのだから。請われて働く喜びをかみしめてマリーンズのサウスポーエースを目指してほしい。

4位 山口航輝(明桜高校) 外野手 右右 182㎝ 85キロ

 投手および外野手の登録、146キロの球速を出したことがあるが高校2年生で右肩を脱臼して以来登板なし。よって野手としての指名となる。秋田では金足農業の吉田輝星のライバルという位置づけで扱われていた。打者としての動画は数が少なく何とか探し当てて見てみた。182センチ85キロと体格に恵まれているが映像で見たスリーベースヒットでは足も速い印象。井口監督の意向と思うが、ここ2年間の指名方針として三拍子揃った選手というものがある。長打力はあるが走れないというタイプの選手は井口監督からすると外れるようだ。しっかりと振り切った思い切りのいいスイングで確かに将来性が感じられる。外野手の若返りという点からも的確な指名と言えよう。脱臼の影響か、遠投95メートルという肩の弱さが少し心配。個人的には日本ハムに指名された横浜高校の万波君が獲れたのになぁ・・という思いがちょっとだけ残った。

5位 中村稔弥(亜細亜大学)投手 左左 177㎝ 86キロ

 二人目のサウスポー指名。亜細亜大学言えばロッテファンにとってどうしても忘れられないのが小池秀郎の入団拒否。絶対に入りたくない球団と言われ、交渉の席にすら着かなかった。ファンにとってはトラウマ的な事件だ。以来、亜細亜大学の直接の指名はゼロ。藤岡裕大が亜細亜大出身でなかったら、社会人を回り道せずにロッテに入団していたかもしれないなんて憶測さえも出てくる。そんな中での指名だ。非常にゆっくりとしたフォームから変化球を駆使するいわゆる「技巧派左腕」・・というと水谷や安木のような変則左腕をイメージするがきわめてオーソドックスな投球。適正はやはり先発になるのかな?球速が140キロ台なのとフォームがあまりにもゆっくりなので終盤の接戦に登板する抑えは左投手とはいえスチールされるリスクもあり向いてない気がする。四死球率が3.06とコントロールが悪くないのでフォアボールから自滅するといった不安定さはなさそうだ。プロでどのくらい通用するのか期待を込めて応援したい。サウスポーは結局二人の指名に終わったが、中継ぎ候補の変則左腕投手をもう一人指名してほしかったなと思う。

6位 古谷拓郎(習志野高校) 投手 右右 182㎝ 76キロ

 公言していた地元枠は「オレたちの福浦」の後輩、習志野の古谷君。まだ線も細く将来性を買っての指名と言えよう。癖のないとても素直な投球フォーム、故障が少ないだろうなというので好感度大。どんな逸材も怪我が多くて一年間ローテーションを守れないのでは意味がない。ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークと持ち球も多く将来の先発候補としてゆっくりと育ててほしい選手だ。唐川はおそらく中継ぎでの起用となるだろう、福浦は代打の切り札に、地元千葉の選手にはFAなどすることなく生え抜き選手としてロッテで活躍し続けてほしい。すると引退試合でのあのファンからの大声援というご褒美が待っている。頑張れ!

7位 松田進(HONDA) 内野手 右右 188㎝ 95キロ

 中央大学から社会人を経て下位指名の体格に恵まれたスラッガー候補の内野手。そう、このカテゴリーは「井上晴哉」枠である。今年、我慢して使っていけばこのタイプのスラッガーは時間はかかるが覚醒するのだということが証明された。動画を見ると「引き締まった井上」だ。平沢、安田、藤原、期待の野手はすべて左打ちなので右打ちの野手の指名は個人的に嬉しかった。問題は守るポジション、ショートが本職なのだ。今年藤岡が全試合出場、平沢も元々は遊撃手だ。レギュラーを獲るにはハードルが高い。セカンドの中村、ファーストの井上も故障がなければスタメンは堅い、サードは将来的には安田にというファンの思いがあるだろう。ここは実力でショートを奪い取ろう!藤岡より打てて、藤岡並みに守れれば戦えるのだ。平沢はライトを守ればいい。チーム内の競争は当然活性化を促す。そうした意味でも楽しみな指名だった、応援します!

8位 土居豪人(松山聖陵高校) 投手 右右 191㎝ 84キロ

 デカい!ということで二木だ。ロッテは高卒下位指名長身投手の育成として二木という成功例を持っている。動画見ました!まさに二木君!角度のあるストレートは見るからに打ちにくそう。あと手が長い!身長と足し算すると普通の投手より1メートルくらい前から投げられるように感じるのでは。ちなみに身長はまだ伸び続けているとのこと・・2メートルもありえるのかな、ヒルマンだ。名前もいいねぇ「豪人」少年野球漫画の主人公みたいだ。当然時間をかけて育成していってほしい選手。大学に行ったと思って4年間ファームでじっくりと伸びていって5年後にローテーションの柱になってもらいたい。「ロマン枠」という言葉がドラフトにはあるが、僕にとっての土居君はまさに「ロマン枠」。福浦和也は7位指名、この年の最後に指名された選手だ、それでも2千本安打!まさに大化けした「ロマン枠」の選手だと思う、土居君、頑張ってね!

育成1位 鎌田光津希(徳島インディゴソックス) 投手 右右 180㎝ 91キロ

 地元千葉の横芝敬愛高校卒。大型のパワーピッチャーだ。最速155キロのストレートと多彩な変化球を持つ。四国アイランドリーグの試合映像を見た。切れのあるストレートで打者のバットをへし折っていた、重そうな球質だ。ピッチングフォームについては投げる瞬間に下半身が止まり肩だけで投げているように感じ、肩を壊さなければいいなぁ・・と余計な心配をしてしまう。岡田や西野同様に育成から這い上がるチャンスはたくさんあるチームだと思う、新たな育成の星を目指してほしい。

 支配下登録選手が58名しかいなかったので今回の8名を入れても66名。この先自由契約選手が出ないとすると残る選手枠は4名。1名を育成枠に取っておくとして残りは3名。
トライアウト枠で1名とすると新外国人は2名までの補強となる。ネット上の情報では4名の外国人を補強か?などと出ているので、もしかすると第二次の戦力外通告があるのかもしれない。

 9名という多くの選手を指名した今年のドラフト、かつては4名で終了なんてことが何年もあったのでその意味ではファンとして楽しいドラフトだった。投手、野手、即戦力、将来性のバランスも良かったのではないか、個人的には「90点!」抽選のくじ引きだけは負ける気がしないここ数年である。お見事!!


    

    ルーキーたちの未来に幸あれ!




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